山崎豊子の「沈まぬ太陽」をご存知の方も多いと思いますが、私は今までこの本の存在を知りませんでした。
最近は会社の昼休み時間に近くの本屋に出かけ見たいと思うような本がないか探しておりました。
ある日、その本屋の推薦図書の棚に「沈まぬ太陽」が置いてあり、なんとなく読んでみたいと思い、内容がはっきり分からないので、Yahooオークションとamazon書店でサーチし読むことを決定したのですが、更で買うかどうか決めかねていたのですが、図書館で見てみようと近くの図書館に出かけてみました。
ありましたね!あったので早速1・2巻を借りて帰り、通勤の電車内で読み始めたたのですが・・・
これが実に面白いと言うか、読み進めていく内に引き込まれていきます。
いつもなら、帰りの電車では疲れているので座ると寝てしまう傾向にあったのですが、この本を読み出すと寝てなんかいられません。
ついつい、次はどうなるのか・・・と思って先に進めてしまい、電車を降りる段になってもう少し読みたかったなって思ってしまうほどです。
まだ、第一巻「アフリカ編の上」を読んでいますが、一緒に借りてきた本をそっちのけで読んでしまっています。
第一巻途中ですが、あらすじは「恩地という男が某国営航空労組の委員長を引き受けたがために、彼の人生を左右させるほどの人事差別を受けていく。 10年にわたる歳月を、アフリカでたらいまわしにさせられながら耐えて行く」ものです。
アフリカでの生活の話といい、労組の委員長となった時の会社側との団交の話といい、実に表現がすばらしく、自分自身が参加しているような錯覚さえ覚えてしまうような気がします。
もしまだ読んでおられない方がおられましたら、一度読んで見られてはいかがでしょうか!!!
男性なら引き込まれること間違いなしと思いますよ!!!