朝日新聞が出している情報誌「asPara」にこんな記事がありました。
「暮らしの中の中毒」という題で、身近にある中毒症状を起こすものを紹介されていましたので、知っとく知識としてご紹介いたします。
家庭でおきる中毒事故のトップは、「たばこ」だそうです。
皆さんはもうすでにご承知おきかと思いますが、たばこを誤って食べたりのみこんだりすると、急性ニコチン中毒を起こします。
ニコチンは猛毒で、致死量は、成人では40~60mg、乳幼児なら10~20mgのごくわずかな量を食べてしまうと死に至ります。
特に小さいお子さんは、何も知らないで口に入れますので、たばこを吸われる家庭では特に注意が必要ですね。
では、たばこ1本に含まれているニコチンの量はどれぐらいかご存知ですか?
たばこ1本に入っているニコチン「含量」は、9.03~28.31mgもあったと言う事です。平均は14.37mgですから、たばこ1本の中には、乳幼児にとって命にかかわるほどのニコチンが含まれていることになります。
これは、たばこの箱に書かれている数字とは異なるものです。
なぜかと言うと、たばこの箱に書かれている数字は、煙に含まれているニコチン量だからです。
実際に含まれているニコチンの量を見てビックリされた方もおられると思いますが、たばこの取り扱いには十分注意して下さい。